切れ痔は刺激を与えない

きつい切れ痔は刺激を与えないのが一番

酷い便秘がしばらく続いていると、どうしても肛門に悪影響が出てしまいます。

 

もちろんその典型的な症状が切れ痔。

 

お通じが思う様にいかないと必然的に無理していきむ時間が増え、
肛門に大きな負担を与えてしまいます。

 

何とか排便にまで至ったと安心した次の瞬間、ビリっとした痛みと
共に肛門が切れ、出血してしまうのです。

 

私が苦労したのはその瞬間よりもむしろその後の痛みや処置。

 

出血自体は時間が経てばいずれ収まるのですが、その後に起こる
何とも言えない痒みや痛み、しつこく残り続ける残便感といった症状は
日常生活に大きなストレスを与えるだけでなく、仕事やプライベートからも集中力を削いでしまいます。

 

便秘がこれで終わってくれれば文句は無いのですが、大抵の場合その後も
しばらく便秘が続く為、排便の度に痔の部分が痛み、痒みも中々収まる気配を
見せてくれないもの。

 

時として皮膚科から処方された軽度のステロイド剤を投入しなければ、
痛みや痒みを抑制出来ないケースもあるのです。

 

体質的に便秘や切れ痔を起こし易い事を理解した私は、現在少しでも
痔になった時の痛みや痒みを和らげる為に専用のアイテムを導入しています。

 

その中でも比較的効果が高く、現在でも愛用しているアイテムが椅子の上に
敷く穴開きクッション。

 

ちょうど床擦れを起こし易い肛門周辺が当たる部位に大きな穴が空いたクッションを
購入し、長時間座るパソコンデスク等に敷き、肛門周りへの負担を大きく軽減しているのです。

 

これなら擦れによる痒みや痛みも殆ど起こらず、特に辛い切れ痔の直後でも恐れず椅子に
座る事が出来るものです。

 

もちろん腰への負担が最小限で済む低反発性の素材ですから長時間の作業も楽々。

 

ストレスも軽くなれば自然とお腹の調子も良くなり、痔の原因となっていた便秘の解消にも
間接的に役立つという訳です。

 

放っておくと症状が悪化する一方と言われている痔ですが、幸い私自身の中でベストな対策が
見付かり、症状を最低限に抑える事が出来ています。

 

症状がきつい時には絶対に患部に余計な刺激を与えない事が大切なのです。


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